花粉症と食事 其の1
- クリニック オペラシティ
- 2019年3月13日
- 読了時間: 2分
『花粉症には〇○が効く!』巷では毎年、盛り上がりますが、残念ながら「これさえ食べていれば大丈夫」という食べ物は確立されていません。
その一方で、腸内環境を整えることで様々な症状(花粉症を含む)が改善されることが分かってきました。
私達の腸内では、善玉菌と悪玉菌が強い方の味方をする日和見菌を、自分の陣地に引き入れようと、日々攻防戦を繰り広げています。
では日和見菌も味方につけて、腸内に善玉菌のお花畑(腸内フローラ)を咲かせるにはどのような食事をしたらよいのでしょうか?
①発酵食品
納豆・チーズ・ぬか漬け・キムチ・味噌・醤油・酢など
★和食の調味料は発酵食品が多いので、薄味の味噌汁や酢の物などはおススメ。
②オリゴ糖
多く含む食品:大豆・ごぼう・アスパラガス・玉ねぎ・キャベツ・バナナなど
★善玉菌のエサになるので、積極的に食べましょう。
③ヨーグルト
善玉菌が含まれているので、毎日食べたいですね。特に特定保健用食品「トクホ」のヨーグルトは菌が生きたまま腸に届くことが証明されています。
④食物繊維
これも善玉菌のエサになります。
1食当たり1皿の野菜や海草・キノコなどのおかず×3回+果物をバナナなら1本、りんごなら半分程度食べることで善玉菌を増やすことが出来ます!
そして悪玉菌は動物性たんぱく質や脂質が大好物なので、肉食や揚げ物などの食事に偏ると悪玉菌が増えて行きます。添加物の多い食品も腸内環境を乱します。
腸の中は自分では覗けませんが、腸内環境は便の状態でチェックすることが出来ます。
バナナ状の便が、いきまずに気持ちよく出て、水に浮く程度がベスト。
今日から花粉症対策のためにも腸活、始めてみませんか?
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